ママ友がほしいと思っている人は、ママ友の作り方が気になりますよね。「どこで出会ったらいいの?」「きっかけ作りはどうしたら?」といった疑問や悩みをもっているママは珍しくありません。
今回の記事では、ママ友の作り方が知りたい人が気になる「ママ友を作るメリット・デメリット」に焦点を当て、ママ友ができる場所もご紹介します。
ママ友を作るメリット
ママ友を作ると、育児がより楽しめます。最初に、ママ友を作るメリットを見ていきましょう。
情報が入ってくる
ママ友を作るメリットは、情報が入ってくるという点が大きいです。このメリットは、先生と直に話すことができる保育園や幼稚園時代は実感できることは少ないですが、子どもが小学生になると顕著になって表れます。学校からのプリントだけではわかりにくい部分も、ママ友に聞けば簡単に解決する場合は多いです。
また、子どもが通う園や学校以外にも、
- 育児方法
- 地域の病院
- 習い事
- 遊び場
- おもちゃ・本
というような情報も手に入りやすいです。ママ友からの情報は、ネットや本より役に立つと実感する人は少なくありません。
パパより頼りになることも
ママ友を作ると、パパより頼りになることもあるというメリットも得られます。育児のことで相談に乗ってもらえたり、ピンチのときには子どもを預かってくれたりなど、ママ友は時としてパパより頼れる存在なのです。
とくに、
- 仕事で在宅時間が短いまたは単身赴任していて不在
- 育児に協力的でない
といったパパがいる家庭のママは、ママ友の存在を「心強い」「ありがたい」と感じる傾向があります。
話し相手がいる心強さ
話しかける相手がいる心強さも、ママ友を作るメリットとして挙げられます。育児中に、孤独に悩まされるママは少なくありません。とくに、子どもの年齢が低いほどその傾向が強いです。
その点、ママ友がいると悩みを相談できたり、愚痴を聞いてもらえたりなどできるので、孤独感はゼロです。話すだけでも心が軽くなるケースも多いので、話し相手がいるということは育児中のママにとって大きな意味を持ちます。
ママ友を作るデメリット
ママ友を作るメリットがあれば、デメリットがあるケースもあります。続いて、ママ友を作るデメリットを紹介します。
話の内容に気をつける
ママ友の関係には、「話の内容に気を付けないといけないから疲れる…」といったデメリットが発生する場合があります。一般的には、以下の点を話さないように気を使っているママが多いようです。
- 旦那の収入
- 子供の成長や家族の自慢話
- 人の悪口
また、シチュエーションによっては、育児方法やママの仕事の話をすると、周囲のママからいらぬ反感を買ってしまうケースもあります。同じ立場のママだからといって、共感してもらえるとは限らないのがママ友という関係の深いところですね。
噂話に気をつける
噂話に気をつける必要が出てくることも、ママ友を作るデメリットです。ママ友のネットワークは予想以上に広く、「どこからそんな話が!?」と驚くことも少なくありません。「ここだけの話を同じ園のほとんどのママが知っていた」というケースもあるほどです。ママ友と会話する場合は、噂話に発展する可能性も視野に入れておく必要があります。
人間関係に気をつける
人間関係に気をつけるということも、ママ友を作るデメリットとして挙げられます。通常の友達とは違って、ママ友は子どもあっての友達です。そのため、ママ同士の人間関係が子どもの交流に影響する可能性はないとは否定できません。ママのタイプによっては、「同じ園だから」「小学校も同じだから」と、必要以上に関係に気を使わなければいけない場合があるようです。
ママ友ができる場所
ママ友の作り方は、出会う場所やケースによって変わってきます。最後に、ママ友ができる場所を紹介します。
子どもを産む産院・病院
これから子どもが産まれる人は、出産予定の産院や病院でママ友ができる場合があります。母親教室では出産予定日が近いママ同士の交流も図れるので、ママ友が作りやすいです。
また、出産後も同じ日に出産したママがいれば友達になれる可能性があります。「初めての子」「性別」といった共通点が多いほど話が弾みやすく、入院中から退院後まで付き合いが続くケースも少なからずあります。
子育て支援施設
0歳児から未就学児の子どもがいるママにおすすめのママ友ができる場所が、子育て支援施設です。「子育て支援センター」「児童館」といった施設は、地域ごとにあるため、小さな子供がいるママでも足を運びやすいですよ。
また、定期的に「お誕生日会」「絵本読み聞かせ会」といったイベントや育児に関する講習を開いている施設が多いため、同じ境遇のママが集まりやすいといったメリットもあります。話しかけやすく、話題に困らないシチュエーションも整っているため、ママ友を作りたい人は積極的に利用してみてください。
公園
公園も、ママ友ができる場所として定番です。子育て世代にとっては、一番身近な社交の場でもあります。自分から話しかけるのが苦手なママさんでも、子ども同士が遊びだして、そこから自然とママ同士でしゃべるようになるケースがあるため、身構えることなく公園に足を運んでみることをおすすめします。
保育園や幼稚園、小学校
保育園や幼稚園、小学校でママ友ができたという人は多いです。子どもが園や学校に通い出すと、保護者役員になったり、子ども同士が友達になったりといったきっかけがあるため、自然とママ友ができやすいです。
反対に、ママ友を作らない派のママに出会うことも増えます。保育園や幼稚園、小学校でママ友を作る場合は、相手のママのタイプを見極めることもポイントになります。
習い事の教室
習い事の教室で出会ったことをきっかけに、ママ友になる場合もあります。園や学校が一緒でも、人数が多かったり、顔を合わせる機会がなかったりなどといった理由で、ママ同士の交流が難しいこともしばしば。しかし、習い事が一緒になった際に「同じクラスの子」「一緒の園にいる!」と、子どもを通じてママ同士の距離が縮まる可能性があります。園や学校で仲良くなるきっかけがないと感じている人は、子どもの習い事の場でもチャンスを伺ってみてください。
SNSやアプリ
スマホやインターネットが普及した現代では、SNSやアプリもママ友ができる場として定番化しつつあります。SNSやアプリに登録すれば、「ママ友募集」を呼び掛けたり、ママ友のコミュニティに参加したりできて、簡単にママ友を作ることが可能です。とくに、地元を離れて知り合いがいない場所で子育てを頑張っているママや、人間関係で悩みたくないママに人気の場所です。
まとめ
「ママ友を作りたい!」とママ友作りに積極的な人もいれば、「付き合いに時間を割くのが難しい」「ママ友はいなくてもいい」といった考え方の人もいるでしょう。ママと言ってもさまざまなタイプがいるので、ママ友に固執する必要がないことも事実です。自分の考えやスタイルを考慮して、ママ友を作るか作らないかを決めてみてください。そして、ママ友を作りたいと思った人はぜひ、ママ友ができる場所に足を運んでみましょう。