今なお続く待機児童問題。

テレビや報道の中の話でしょ、と思って油断していると、いざというときに自分もお子さんも困ってしまいます。

そんな事態を未然に防ぐために、保育園に落ちる原因と、落ちた場合のことを知っておきましょう。

 

保育園に落ちる原因は?

待機児童問題はここ数年の課題。子供の数に対し安い認可保育園の数が少ないことや、そもそも保育士さんの数自体が少ないことも原因と言われています。

そんな競争率の激しい保育園への入園を決めるには、落ちる原因を知ってその対策を練るこが大切。ここで、保育園に落ちる理由を5つにまとめてみました。

1.書類の不備
まずは、提出書類に不備がないか、しっかり確認しましょう。
なにぶん競争の激しい保育園ですから、ほんの少しのミスで合格を逃してしまう可能性もあります。

意外と見落としがちなのが、勤務証明の勤務時間。
育児のために時短勤務を選択していて、書類の勤務時間をその時間で書いてしまうと、減点される可能性が高くなります。

もちろん、時短勤務は3歳まで可能と法律で認められているので、自治体によってはOKとするところもあり、必ずしも時短勤務が不利になるわけではありません。

2.ポイント制
多くの保育園は、ポイント制で合否を決めています。
保育ニーズによってポイントが決められるパターンがほとんどで、優先順位の高い順に入園が決まります。
例えば、同じ時間働いていても、自営業で外で仕事をしている家庭のほうがポイントが高い、という具合です。

3.家庭環境
上記のポイント制と同様ですが、家庭環境が保育園の必要がない、ととらえられれば、合格できる可能性は低くなります。

自営業の例にしてももちろん、シングルマザーであったり、両親が共働きの家庭でも祖父母が高齢である場合、お子さんに障害がある場合、など、家庭での保育が厳しいと判断された家庭環境が優先されます。

4.1歳児枠は競争率が高い
1歳児枠は基本的に募集が少なく、1歳から申し込んだ家庭には競争率が高い状況となってしまっています。特に、1歳児枠は前年の0歳児枠も対象となるので、より狭き門となっているのだとか。

保育園の募集は基本的に4月。
早生まれの0歳児の家庭からは不利だ、という不満の声もあがっているようですよ。

5.アピール不足
同じ家庭環境なのに、受かる家庭と受からない家庭が出てきます。
書類もポイントも申し分ないのにどうして、と思ったら、それはもしかしたらアピール不足かもしれません。

どうしても保育園に入れないと困る!という必死な思いを伝えられているか、見直してみましょう。

以上が保育園に落ちる主な原因と言われていますが、実際に保育園に落ちてしまった方は、その原因を保育課に確認してみるのがおすすめです。

自分では書類もポイントも、アピールも十分だと思った。それでも落ちてしまったなら、何か原因があるはずです。ここでしっかりと原因を知って、2次募集に生かしていくことが大切。

また、単にほかの家庭のほうが優先順位が高かったと知れば多少は納得できるのではないでしょうか。

 

落ちた場合の対処法は?

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落ちた原因を知ってみたところで、落ちてしまったことは事実。いつまでも悔やんでいても入園はできませんし、落ちた原因が分かったのなら、次のステップに進みましょう。

1.2次募集に応募
2次募集は枠が少ないですが、1次募集で決まった家庭でも仕事の事情などでキャンセルになって空きが出るということもあります。ここは可能性にかけて、応募してみましょう。

2.認可外、認証保育園に予約を入れる
2次募集も厳しいのであれば、認可外、認証保育園に受け入れ可能かどうか問い合わせ、可能であればその場で予約をしましょう。

認可外の場合はポイントなどではなく、キャンセルが出たら順番に案内される仕組みになっていますし、認可保育園に比べて結果の通知も早いです。

同様に認可保育園に入れずにキャンセル待ちをしている人がほかにもいることは確かですが、転園などで意外と空きが出たりするものです。

3.満3歳以上であれば、幼稚園も検討を
保育園だけにこだわらず、満3歳以上であれば幼稚園を検討してみるのもおすすめです。場所によっては2歳から入れるところもあります。

基本的に幼稚園は保育園に比べてお子さんを預けておける時間が14時くらいまでと短かったり、長期休暇があったりもしますが、預かり保育のある幼稚園なら夕方まで時間を延長してくれたり、長期休暇も対応したりしてくれています。

 

育休は延長できる?

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保育園に落ちてしまい、入園するべく次のチャレンジに挑むのは良いですが、気になるのは育休。そうこうしているうちに育休期間が終わってしまったら、さすがに仕事にも影響が出ますよね。

近年は保育園に入園できない家庭が増えていることもあり、育休の延長に柔軟に対応してくれる企業も増えてきています。ここで、育休を延長するときに気を付けておきたいことをまとめてみました。

1.育休延長の条件
基本は、お子さんが2歳の誕生日を迎える前日までの期間に延長することが可能です。

条件は、旦那さんか奥さんのどちらかがお子さんが1歳の誕生日を迎える前日までに育休を取得していること。雇用契約に定めがある場合は、同じ会社に1年以上勤務していること、という条件もあるので注意しましょう。

延長の対象は、保育園に入園できなかったときや、両親、あるいはお子さんの面倒を見てくれる人がが病気やケガなどで育児できなくなったとき、などです。

2.必要な手続き
育休の延長は自動的におこなわれるわけではないので、まずは会社に相談し、必要な書類を用意しましょう。

≪主な必要書類≫

  • 保育園に入れなかったとき:自治体が発行した証明書類
  • 病気やケガで育児が困難なとき:医師の診断書
  • 次の子供が生まれるときや産後間もないとき:母子健康手帳
  • 子供の面倒を見てくれる人が亡くなったり、離婚などで子供と一緒に住まなくなったとき:世帯全員の住民票

3.育休延長のメリット・デメリット
育休を延長すれば、当然ながらメリットもあればデメリットもあります。

メリットとしては、所得が減ることで扶養控除などの対象になり、それに伴って所得税や住民税が少なくなることがあります。そうすると保育園への入園料を安くしてもらうことができることもあるので、一度身近な保育園を調べてみましょう。

デメリットとしては、育児休業給付金があるとはいえ所得は減るので、家計の収入も減る一方です。職場への復帰に不安を覚えることもあるでしょう。
ただ、ポジティブにとらえればその期間にキャリアアップのための勉強をしておけば、後々役に立ちます。

 

まとめ

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いかがでしたか?

保育園に落ちた場合の対処法はきちんとあるので、理解したうえで臨めばお子さんも自分も困ることはありません。

また、保育園に落ちてしまったという方も、へこんだりあきらめたりせずに、次の対策をんーと練っていきましょう。

 

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