「みんないくらぐらい貯金しているの?」「貯金の平均額っていくら?」ということは、大学生や社会人、男性・女性問わず気になるところですよね。25歳・30歳・40歳など、年齢によっても貯金額が異なるため、自分の世代の貯金平均額が気になっている人も多いでしょう。

そこで今回は、世帯別の貯金額の平均額からお金を貯める方法まで紹介します。
 

貯金額の平均

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さっそく、貯金額の平均を見ていきましょう。金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]令和元年」のデータを参考に、2人以上の世帯の年代別平均貯金額を紹介します。

出典:金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]令和元年」
 

20代

20代の平均貯金額は、165万円です。
貯金額の割合を見てみると、

  • 100万円未満:27.1%
  • 100~200万円未満:12.5%
  • 200~300万円未満:12.5%
  • 300~400万円未満:4.2%
  • 400~500万円未満:2.1%
  • 500~700万円未満:4.2%
  • 700~1,000万円未満:6.3%

となっており、1,000万円以上は0%というデータが出ています。
また、貯金が0円の世帯は22.9%になっていて、0~100万円未満の世帯が20代全体のおよそ半数を占めていることがわかります。
 

30代

30代の平均貯金額は529万円というデータが明らかになっています。
また、貯金額の割合は、

  • 100万円未満:9.5%
  • 100~200万円未満:11.6%
  • 200~300万円未満:11.0%
  • 300~400万円未満:6.5%
  • 400~500万円未満:5.4%
  • 500~700万円未満:9.2%
  • 700~1,000万円未満:8.6%

となっており、1,000万円以上も数%ですが貯金できている世帯が見受けられます。貯金が0円の世帯は15.8%と20代に比べると減少しており、30代になると貯金できている世帯が増えていることがわかりますね。
 

40代

40代の平均貯金額は、694万円となっています。
貯金額の割合は、以下の通りです。

  • 100万円未満:5.9%
  • 100~200万円未満:7.2%
  • 200~300万円未満:7.3%
  • 300~400万円未満:6.0%
  • 400~500万円未満:4.4%
  • 500~700万円未満:9.8%
  • 700~1,000万円未満:9.3%

貯金0円の世帯の割合は、18.7%と30代からわずかに増えていますが、全体の貯金額の割合を見ると大きな差は見られません。20代、30代から比べると、貯金を順調に増やしている世帯が多いことが推測されます。
 

50代

50代の平均貯金額は、1,194万円です。ここまで年代別の平均を見ると、貯金額は20代から30代、40代から50代の世代で大幅アップする傾向がみられます。50代の貯金額の割合は以下の通りで、40代同様、大きな差は見られないことがわかります。

  • 100万円未満:4.5%
  • 100~200万円未満:4.6%
  • 200~300万円未満:4.0%
  • 300~400万円未満:3.6%
  • 400~500万円未満:3.6%
  • 500~700万円未満:4.9%
  • 700~1,000万円未満:7.6%

ただし、1,000万円以上貯金できている世帯の割合がわずかに増えているため、平均貯金額も40代よりグッとアップしていると考えられます。

ちなみに、金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]令和元年」のデータによると、60代の平均貯金額は1,635万円、70代以上は1,314万円です。年代を経るごとに、平均貯金額は増加傾向にありますが、貯金できていない世帯も40代から徐々に増えています。そのため、貯金を増やすためには、早め早めに行動することが重要だと考えられます。
 

同世代の貯金の平均額よりも、もっと貯める!貯金を増やすためにすること

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世代別の貯金平均額がわかったら、その額を目標にお金を貯めていきたいものです。できれば平均額より貯蓄を増やせたら安心できますよね。これから貯金を増やすためのおすすめの方法をご紹介します。
 

家計を見直す

貯金を増やすためには、家計を見直すことが必要不可欠です。家計簿をつけてない人は、家計簿をつける習慣を取り入れてみてください。そして毎月の収支を確認して、無駄使いしていないか、家計のバランスがとれているかを今一度確認しましょう。
 

先取り貯金をする

家計の見直しと同時に、先取り貯金を習慣化しましょう。「月末に余ったお金を貯金しよう」と考えていても、結局は予算を使い切って貯金できない…ということはよくあるパターンです。貯金できる月とできない月とでバラつきが出ることも問題点になります。そんな調子では、平均貯金額よりもお金を貯めることは難しいです。

確実に貯金を増やすためには、給料が出たら貯金する分のお金は決めた口座に移してください。また、金融機関の自動積立定期預金や勤務先にある人は財形貯蓄制度という先取り貯金できるシステムを活用することもおすすめです。
 

積立投資信託

平均貯金額よりもお金を貯めたい人は、積立投資信託を活用することも有効です。積立投資信託は、毎月決まった金額で金融商品を買い、資産を作り出すことができます。長期的に少額の資金を分けて投資するため、リスクが軽減できることがメリットです。短期間で大きな資産を生み出すことはできませんが、低リスクで将来確実に利益を得られます。
 

つみたてNISA

つみたてNISAは、積立投資信託と同様、長期的に分散して投資でき、リスクを軽減して資産運用できる制度です。定期的に少額の投資をして、資産を増やしていきたい人に適しています。年間投資上限額は40万円で、最長20年非課税で運用できます。

いつでも解約できて、子供の学費や車・住宅購入の資金など設定した目的別に資産運用することも可能です。老後の資金としてももちろん、急にお金が必要になった場合の備えとしても活用できます。
 

今からでも間に合う。老後資金を増やすためにすること

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40代を差し掛かると、老後の資金が気になりますよね。最後に、老後資金を増やすためにできることを紹介します。
 

保険の見直し

加入している生命保険や傷害保険などで、無駄なものがないか見直してみましょう。保険は、年齢や家族構成の移り変わりによって、加入した時点では必要だったものがいらなくなる場合もあります。定期的に見直すことで適した保障を備えることができ、老後の資金を増やすことにも大きくかかわってきます。
 

住宅ローンの借り換え

住宅ローンの金利の変動により、世帯によっては住宅ローンを借り換えたほうが出費を抑えられる可能性があります。一度銀行に相談してみて、借り換えのシミュレーションをしてもらうことをおすすめします。
 

働き方を検討する

働き方を検討することも、老後の資産を増やすために有効です。独立や副業など、老後も働ける環境を整えておけば、資金に対する不安を減らすことができます。たとえば、副業で年収100万円でも、5年で500万円、7年で700万円増やせる計算になります。老後資産が定年までに貯められるか心配な人は、働き方を増やすということも選択肢に加えてみてはいかがでしょう。
 

持ち家を活用する

持ち家がある人は、活用して資産を増やす方法もあります。子どもが独立していれば、夫婦のみでも十分な間取りのマンションへ住み替えし、持ち家を貸し出したり売却したりといった選択も可能です。そういった方法を使えば、今より貯金を増やせることが期待できます。
 

まとめ

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貯金の平均額を知れば、独身でも家庭をもっている人でも目標とする貯金額がわかります。年齢にかかわらず、できるだけ早い時点でお金を貯められるように行動することが大切です。また、貯金平均額は目安にしか過ぎず、必要な貯金額はその人次第。年齢や人生プランを見直して、自分の必要な金額を貯められるように計画を立ててみてくださいね。