仕事でもプライベートでも、無理なく物事を進めて目標を達成するためには「習慣化」がポイントになります。日々の積み重ねは確実に成果につながりますし、自信を持つこともできます。今回は「これから習慣化を取り入れたい」「習慣化に成功したい」と思っている方に向け、成功のコツをお伝えします!

 

習慣化を知るポイント

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まずは「習慣化」について知り、メリットや失敗する原因を理解しておきましょう。

 

習慣化とは?

まずは「習慣」の意味を辞書で再確認してみましょう。

  1. 長い間繰り返し行われていて、そうすることが決まりのようになっている事柄。また、繰り返し行うこと。
  2. ならわし。しきたり。風習。慣習。
  3. 学習により後天的に獲得され、繰り返し行われた結果、比較的固定化するに至った反応様式。

引用元:三省堂 大辞林 第三版

上記の意味をもつ「習慣」に接尾辞の「化」がついた「習慣化」とは、当たり前のように繰り返し行動をしている状態のことを言います。日常生活に非常に近い例で言うと「毎朝6時に起床する」「毎日、朝と夜に歯磨きをする」などは、「今日はこれをするぞ!」という特別な意識がなく、無意識に行っている行為ですよね。このように、比較的無意識にでも継続して行動を起こすことができる繰り返しの行為が「習慣化」なのです。
 

習慣化するメリット

習慣化が成功することで、無理をしなくても行動を継続することができます。習慣化に至るまでは大変ですが、一度習慣化してしまえば「やろう!」と覚悟しなくても取り組むことができるようになるため、労力を感じることなく物事に取り組めます。更に、労力が少なくなることでその物事にかける時間も減りますし、習慣化することで「もっとこうしたらいいのでは?」と効率化する方法などを思いついて改善していくことで内容もブラッシュアップされていくでしょう。

また、学習や仕事が習慣化することで成果にも結び付きます。継続した行動によって、スキルを習得できたり経験(実績)を積み重ねたりすることができるため、確実に結果を出すことができます。資格取得やスキルアップを目標としている人は、ぜひ学習や行動を習慣化することをおすすめします。必ずしも成果に結びつかない習慣でも、継続することで「自分はこれだけできたのだ」という自信を持つことができ、新たなチャレンジにもつながるでしょう。
 

習慣化が失敗する原因

「習慣化する前に挫折してしまう」「これから習慣化をしたいけれど失敗したくない」と考えている方も多いと思います。習慣化が失敗してしまう大きな原因のひとつは「目標を設定しない」もしくは「目標が高すぎる」こと。その行為を習慣化することで何を得たいのかが自分自身で分かっていないと、どんどん「今日はやらなくていいか」という思考になってしまって失敗してしまいます。

また、今まで中学生レベルの英会話しかできなかった人がいきなり「TOEIC800点を目指す」などと急に高すぎる目標を掲げると、目標へついていけなくなって諦めてしまうことになります。高すぎる目標は、最初のうちはモチベーションも高いので頑張ろうと思えるのですが、習慣化とは意識せずとも行動を起こせる状態のため、モチベーションばかりに頼っていては「やる気が向いたときだけやる」という状態になりがちなので注意しましょう。

目標と同様に、期間を決めなかったり狭めすぎたりするのも失敗の原因になります。習慣化するまでは一定の期間が必要ですが、期間を決めないとダラダラとしてしまっていつの間にかやめてしまいますし、逆に期間を狭めすぎると行動が追い付かないので、目標と期間のバランスを見極めてくださいね。

 

習慣化のステップ・方法

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それでは、習慣化するための具体的なステップや方法を見てみましょう。

 

まずは目標と期間を決める

先述の通り、目標も期間も決めていない状態では失敗に終わってしまいます。「この資格を取りたい」「こんな体型になりたい」「こんなビジネススキルを身につけたい」など、具体的な目標を定めましょう。このとき、目標を立てるだけでなく、その目標を達成することでどのような自分になれるかを考えるのが大事です。

また、習慣化したい事柄によって必要となる期間が異なると言われています。

  • 行動習慣(学習、読書、日記など)は1ヵ月
  • 身体習慣(ダイエット、運動、禁煙、早寝早起きなど)は3ヵ月
  • 思考習慣(論理的思考、ポジティブシンキングなど)は6ヵ月

習慣化するまでは苦しいかもしれないですが、この期間まで継続できれば習慣化できると思えれば頑張れそうですね。
 

小さな習慣化から始める

前ステップの目標設定と期間設定ができたら、そこに至るまでのプロセスを段取りましょう。例えば「育児日記をつける」という目標を設定したら、最初は授乳時間やオムツ替えの時間などの簡単な項目から始め、それが習慣化してきたら授乳した量や離乳食の内容、その日の子どもの様子など詳細まで書くようにして、徐々にステップアップしていくことがおすすめです。
 

モチベーションに頼らない仕組み作り

最初のうちはモチベーションが高い状態なので継続できますが、それではいつしか飽きや怠慢が訪れてしまいます。これが、いわゆる「三日坊主」。そのため、モチベーションに頼らない仕組み作りがポイントです。たとえば「その行動をする時間帯を決めておき必ずやる」「家族や職場に宣言して、やっていなかったら注意してもらう」など、細かい仕組みを作っておくことで習慣化に成功するでしょう。
 

自分を褒める振り返りの時間を作る

まずは3日間もしくは7日間成功したら、成功した自分を褒めましょう。そして、目標までどのくらい近づいたのか、どこまで習慣化できたのかを振り返る時間を作ります。そうすることで自分に自信がつき、倦怠期を乗り越えられるでしょう。

 

習慣化のコツ〜ツールに頼る

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習慣化をサポートしてくれるツールを活用することで、諦めずに習慣化に成功することができます。

 

アプリ

毎日持ち歩くスマホだからこそ、常に継続した行動をサポートしてくれるツールになります。習慣化のスマホアプリを活用すれば、もし忘れてしまったときでも安心ですね。時間や行動を設定すると決められた時間に通知してくれるアプリや、目標達成までの進捗度を可視化してくれるアプリもあります。更に、運動や早寝早起きなどの目的に合わせたアプリも開発されているので、目的や用途に応じたアプリを探してみてくださいね。
 

なかなか習慣化が成功できない人や、習慣化についてもっと詳しく知ってから実践してみたい人には、習慣化について書かれた本を読んでみることがおすすめ。習慣化が成功しない自分について見つめ直したり、習慣化することでどのようなメリットがあるのかを詳しく理解したりすることで、習慣化についての意識が高まるでしょう。
 

仕組みづくり

前項でも説明した通り、無意識のうちに行動に起こすためには仕組み作りが重要です。毎日の習慣というルーチンは、日々の生活や仕事の中に組み込むことで実現できるため、まずは仕組み作りをしてから取り組むことで無理なく始めることができます。仕組みを作ることで意識せずに行動を続けられるようになり、習慣化に成功するのです。

 

まとめ

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「習慣化は難しい」と考えている人も多いかもしれませんが、コツさえつかめば成功に近づきます。習慣化が実現したことによる理想の自分を思い描いて、習慣化に取り組んでみてくださいね。