子どもが成長するにつれて出費も増えてきますが、家計を見直した時に「食費を使いすぎてしまっているのでは?」と感じている方も多いのではないでしょうか。家計において食費は大きな割合を占めますが、上手に節約して子どもの教育費や家族でのレジャー費に回したいですよね。今回は、食費の上手な節約方法をご紹介します!

 

食費の目安

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統計局が発表している「家計調査」の2018年調査結果によると、総世帯での月額食費(消費支出:食料)の平均は62,819円。これには、肉類や野菜類などの食材のほか、調理食品、飲料、酒類、外食の費用も含まれています。酒代や外食費を食費として計上するかどうかは家庭の方針によると思いますので、酒代と外食費を除いた食費を計算すると、平均月額は48,428円となっています。

また、食費を考えるうえで重要な指標になるのが「エンゲル係数」。エンゲル係数とは一世帯の家計における食費の割合なのですが、日本の総世帯におけるエンゲル係数は2010年では23.2%だったのが2015年以降は25%以上に推移していることから、「食費が25%以上を占めていれば使いすぎである」とも言えます。

それでは、ここからは「一人暮らし世帯」「二人暮らし世帯」「三人暮らし世帯」「四人暮らし世帯」で食費の目安を計算してみましょう。
 

一人暮らし

同調査の「単身世帯」の調査結果によると、食費の平均月額は40,026円となっており、エンゲル係数は24.6%。この食費の中でも「調理食品」が6,743円、「外食」が10,653円となっており、一人暮らし世帯は自炊よりも中食・外食が多めの傾向にあるとも言えます。また、酒代と外食費を除いた食費は、平均月額27,669円となっています。
 

二人暮らし

同調査の「二人以上の世帯」では、調査対象となっている世帯の平均人員が2.98人となっているので、「カップルと子ども1人」と仮定することができます。その世帯人員での食費の平均月額は73,977円なので、大人1人の半額が子ども1人の食費月額と仮定すると、大人2人の食費は80%の計算となるため約59,181円となります。また、酒代と外食費を除いて計算すると約46,873円です。
 

三人暮らし(カップルと子供1人)

先述の通り、家計調査の「二人以上の世帯」の調査対象が2.98人世帯となっているため、三人暮らしの世帯と仮定できます。そのため、夫婦またはカップルと子ども1人の世帯での食費は平均月額73,977円、酒代・外食費を除いた金額は58,592円となります。
 

四人暮らし(カップルと子供2人)

先述の計算に当てはめると、子ども一人の食費月額は14,796円となるため、夫婦またはカップルと子ども2人の世帯では、食費の平均月額は88,773円となります。また、酒代と外食費を除くと70,311円と計算できます。

 

食費を節約する方法

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家族が増えたり子どもが成長していったりすると食費は増加していき、家計の負担も大きくなっていきますよね。やりくり上手になるためには、家計において大きな割合を占める食費をうまく節約することが大事です。ここでは、簡単にできる食費の節約方法をお伝えします。
 

まずは平均月額を意識する!

今まで食費を計算せずに使っていた人は、まずは先述の平均月額を意識してみることから始めてみましょう。「平均以上に使ってしまっていたかも…」という人は、まずはきちんと食費を把握することが大事なので、お買い物の際にはレシートなどを保管しておいて記録しておきましょう。
 

節約の基礎!家計簿をつける

忙しくて家計簿をつけていない家庭も多いと思いますが、自分のご家庭でどのくらいの食費がかかっているのかを正確に把握することは節約の基礎です。ただし、仕事をしていたりすると記帳する時間もないと思うので、レシートを保管しておいて週末などにまとめて計算するなど工夫しましょう。最近では家計簿アプリもあるので、自分に合う家計簿のつけ方を見つけてくださいね。
 

週間献立と買い物リストでまとめ買い!

毎日買い物をしていると「あれもこれも」と買ってしまって予算オーバーになってしまうことも。週間献立を考えて、買い物リストを作ってからまとめ買いすることで、無駄買いをなくすことができます。一週間の献立を考えるのが大変な人は、一週間を3日と4日で区切って献立を考え、必要なものをまとめ買いしてみましょう。
 

激安スーパーや八百屋を見つける!

意外と盲点なのが、買い物をする場所。チェーンのスーパーマーケットでも特売日などがあって品物によって安い日がありますが、特売品以外は高めに設定されていることも多いです。業務用スーパーなどの激安スーパーや、地域密着型の八百屋さんなど、常に安く購入できる場所を見つけておくこともポイントです。
 

冷凍保存を活用!

冷凍することで冷蔵保存よりも長い期間保存することができるため、食材を無駄にすることがありません。野菜はカットしたり下茹でしたりして冷凍保存、お肉や魚介類はカットしたり下味をつけたりしてから冷凍保存をすることで、時短調理にも繋がります。
 

かさまし食材を活用!

子どもや旦那さんは食事の量が少ないと満足できないかもしれないので、かさまし食材を活用しましょう。少しのお肉や魚介類にかさまし食材を追加することで、あっという間にボリュームアップ。かさまし食材として活躍してくれる食材は、主に下記の食材があります。

  • 豆腐
  • もやし
  • 春雨
  • えのきだけ
  • 切り干し大根
  • お麩
  • はんぺん
     

年中値段が変わらない食材を活用!

野菜・フルーツや魚介類は、旬の時期などによって値段の変動が激しいものもありますよね。一年中ほとんど値段が変わらない食材を活用することで、月の食費を一定に保つことができます。年中値段が変わらない食材は、主に下記の食材があります。

  • もやし
  • 豆苗
  • バナナ
  • じゃがいも
  • にんじん
  • きのこ類
     

パスタや丼メニューが活躍!

パスタや丼は、一皿でボリューム満点。食材を豊富に入れると栄養面でも安心なので、節約レシピではパスタメニューや丼メニューが大活躍します。パスタ自体は激安スーパーで安く手に入りますし、丼はご飯の上に調理したものを乗せるだけの手軽さ。
 

大量に作ってリメイクレシピ!

大量に作れるメニューはリメイクレシピの宝庫。バリエーションを増やしておくことで節約にも時短調理にも繋がります。例えば定番のカレーは、一日目にカレーとして食べたら、翌日はカレーうどんやカレードリア、少し残ったら三日目にはカレーピラフやカレーポテトサラダにするなど、おいしくアレンジ調理をしましょう。
 

ホットケーキミックスやお好み焼き粉を活用!

ホットケーキミックスやお好み焼き粉も、そのまま使わずにアレンジすることでメニューの幅が広がります。ホットケーキミックスにカットしたバナナやドライフルーツを入れて焼くだけで豪華になりますし、調理方法次第ではドーナツ風や蒸しパン風にも仕上げることができます。また、お好み焼き粉はたこ焼き、チヂミ、クレープ生地などにもアレンジ可能。手頃に購入できる粉ものでお腹いっぱいになりましょう。

 

まとめ

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食費の節約はやりくり上手の基本。おいしく楽しく節約して、子どもの教育費や貯蓄に回すのもいいですね。今回紹介した節約のコツを参考に取り組んでみてくださいね。