「このままでいいのだろうか?」「もっと自分にあった仕事があるのではないだろうか?」
「転職したほうがいいのか、しないほうがいいのか」自分のことなのになかなか決められない、という方もいるのではないでしょうか?

厚生労働省「平成29年雇用動向調査結果の概要」によると、入職率は16.0%、離職率は14.9%。
前職を辞めた理由の第1位は「労働時間、休日等の労働条件が悪かった」で、第2位は「職場の人間関係が好ましくなかった」でした。
また、転職した後の賃金が前職に比べ増加した割合は36.2%、減少した割合は33%でした。

転職は、今の会社よりいい会社に行けるという保証もなく、お給料が今より良くなるという確約もありません。
転職には悩みと不安がつきものです。

 

転職すべき?転職を考える理由5つ

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1.「お給料に不満がある」

厚生労働省「平成29年雇用動向調査結果の概要」でも1位に挙げられている「労働条件の不一致」です。
確認したい労働条件 厚生労働省 法制度より

労働基準法

  • 賃金の支払の原則:直接払、通貨払、全額払、毎月払、一定期日払
  • 労働時間の原則:1週40時間、1日8時間
  • 時間外・休日労働:労使協定の締結
  • 割増賃金:時間外・深夜2割5分以上、休日3割5分以上
  • 解雇予告:労働者を解雇しようとするときは30日以上前の予告または30日分以上の平均賃金の支払有期労働契約:原則3年、専門的労働者は5年

 

最低賃金法

  • 地域別最低賃金:都道府県ごとに、産業や職種を問わずすべての労働者と使用者に適用
    【 平成28年度全国加重平均時間額:823円 】
  • 特定最低賃金:原則、都道府県内の特定の産業について決定されます。
    【平成29年4月1日現在、全国で233件が設定され、全国加重平均時間額は854円】

やっている仕事内容に見合わないお給料や、勤務時間外労働や残業に対しての手当てなど、金銭面での不満は転職を考える大きな理由の1つです。

 

2.「ワークライフバランスの乱れ」

ワークライフバランスとは、「仕事と生活の調和」と訳されます。
「国民一人ひとりがやりがいや充実感を持ちながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる」ことです。

勤務地が遠く通勤時間も長い、転勤で家族と離れてしまう、休日が少なく家族との時間が取れないなど、自分と家族とのワークライフバランスを考えて転職をする人も多いです。

 

3.「職場の人間関係が良くない」

同じ職場での人間関係の悩みやトラブルは、同僚や家族にも相談できず抱え込んでしまう人も多く、必要以上にストレスがかかり毎日会社に行くのが苦痛です。
身近で相談できる人を探して話をし、考え方を変えてもトラブルが解決しない場合に転職する人も多いです。

 

4.「やりたい仕事ができない」

「こんなことがやりたい!」とモチベーション高く入社したのに「やりたいことができない」というストレスを抱えている人も多いです。
モチベーションが低くなると仕事がつまらなくなり、何のために働いているのかわかならくなるなど、仕事の目標を失い転職を考える人もいます。

 

5.「会社の業績が悪い」

会社の業績が悪いことが原因で「入社してからお給料が1度も上がらない」「ボーナスが支給されていない」など金銭面で問題を抱える人もいます
経営改善や組織改革などが行われず、会社の将来に不安を感じることは転職へのきっかけになります。

 

転職を決めるポイント5つ

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新たに仕事を覚え、新しい職場でゼロから人間関係を築く。転職した後のことを考えるとなどなかなか転職に踏み切れないという人も多いと思います。
「転職を考える理由はあるけれど、これといった決め手がない」という人は次の5つのポイントを確認してみましょう。

 

転職への決め手 その1「条件をもう1度確認してみる」

働くことの条件で何を重視するかは人それぞれ違います。
(財)社会経済生産性本部「働くことの意識調査」よると、働くことの条件に何を求めるか?の第1位は「自分の能力、個性を生かせるか」です。次ぐ条件は「技術が覚えられるか」「仕事が面白いか」など、お給料や勤務地より、仕事へのやりがいや内容を重視する傾向があります。

仕事の内容、やりがい、お給料の金額、勤務地、休日日数、残業があるかないかなど、自分にとって「働く条件」で何を重視するかを考えてみましょう。
その中でどうしても譲れない1位〜3位を確認し、その条件が今の会社とあっていない場合は転職を考えましょう。

 

転職への決め手 その2「職場の人間関係を見直してみる」

上司や同僚、後輩との関係が良い場合は仕事の内容が多少厳しくても乗り越えられる場合があります。
転職理由の上位に「人間関係」が挙げられるほど、毎日働く職場の人間関係は大事です。
転職したらまたゼロから人間関係を築くことになります。人間関係に悩みがある場合、まずは自分の行動を見直してみましょう。

自分の行動チェックポイント

  1. きちんと挨拶できていますか?
  2. 社内で悪口を言っていませんか?
  3. コミュニケーションを取っていますか?

改善できない場合や信頼できる上司や悩みを相談できる同僚がいない場合は転職を考えましょう。

 

転職への決め手 その3「ワークライフバランスを考えてみる」

家族のため、自分のために仕事を始めたのに「勤務地が遠く通勤時間も長いので自分の時間が取れない」「休日が少なく家族と過ごせず子供の行事にも参加できない」など、いつの間にか仕事が中心になり家族や自分のための時間がなくなっていませんか?
自分のワークライフバランスを見直し、何を優先すべきかをもう1度考えてみましょう。
仕事と生活のバランスが乱れ、仕事中心になっている現状に問題があるようなら転職を考えましょう。

 

転職への決め手 その4「会社の業績、社長の方針や考えを確認しましょう」

会社の業績はそのままお給料に反映される場合も多く、転職を考える理由にも挙げられています。
会社の業績を確認し、業績の向上が見られない場合は転職を考えましょう。

上場企業の場合はIRを確認してみましょう。
株式を公開していない企業や中小企業の場合は、会社の営業成績や売上推移など会社の業績がわかる資料を確認してみましょう。
※「IR(Investor Relations:インベスターリレーションズ)」とは、企業が株主や投資家に対し、投資判断に必要な企業情報を、適時、公平、継続して提供する活動のこと。

会社の業績が確認できない場合は、社長の方針や考えを確認してみましょう。
社長が考える企業の考え方や経営方針など、尊敬できるか?理解できるか?を自分の中でもう1度確認し、方向性が違うようなら転職を考えましょう。

 

転職への決め手 その5「6年後、10年後の自分を想像してみましょう」

5年後、10年後の自分を想像できますか?日々の仕事に忙しいとなかなか自分の将来をゆっくり考える時間はとれません。
転職を考えるときこそ、5年後、10年後の自分を想像してみましょう。

5年後、10年後の何を想像するか

  1. どんな生活をしているのか?
  2. やりたい仕事ができているか?
  3. キャリアをどこまで積めているか?

今の会社にいて5年後、10年後の自分を想像した時、思い描いているような将来が想像できない場合は転職しましょう。

 

まとめ

1日の中で仕事をしている時間が大半を占めます。
多くの時間を使う仕事だからこそ、自分にとっていい時間が過ごせているかは大きなポイントです。
「何のために仕事をするのか」「何がしたくて仕事をするのか」をよく考え、今の会社に疑問や不安、悩みがある場合は転職の決め手になるポイントを押さえて「自分に合う場所への転職」を成功させましょう。

 

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